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秦組vol.7 『And so this is Xmas』~昼の部 [どりじゃん]

今日は下手だけど、最前列~[わーい(嬉しい顔)]

ネタバレ含みますぅ

ここって、目の前に出演者が立つんだよねぇ・・・
なんて思っているうちに開演時間。

実はこの公演日替わりのキャストがいるんだけど、偶然にも初日と同じ組み合わせだったの。
さて、前回は内容がよくわからないまま終わってる部分があるなぁと思ったけど、流石に2回目だからか、判ったと思うの。

今日観て前回なんでラストがわかんなくなっちゃったか判ったよ。
この舞台、メインのキャスト以外、別の役でも出てくるのね。ところがラスト近くで犯人から手紙(メールだっけ?)を受け取った彼が、突然その手紙の登場人物をやるので、その人が手紙の中の人なのか別の役なのか混乱したみたい。

今日も秦さんが前説に出てきたよ。あと1週間ほど残してるそうなんだけど、今回1ヶ月公演だから、終盤の気持ちらしい。普段だと1週間くらいの公演だから、まだ初日の気分なんですけどねなんて言ってた。

さて、お話はクリスマスも近い恵比寿ガーデンプレースで爆弾を仕掛けたとの通報がTV局に入るの。いたずらと思われて、とりあえず下っ端クルーが2人で取材に行くの。そこで指定された場所に行くと、不安そうに座る女性が1人。近づくと、女性に騙されてクルーの1人がベンチに座らされて、立ち上がるとその下の爆弾が爆発すると。もう1人も腕時計型爆弾を着けられて顔の見えない犯人の手伝いをする事に。

一方、辻ちゃん演じる須永はITベンダー社長らしく、お金持ち。そこへ、爆弾があるから渋谷へは近づくなという警告電話が入るの。
何かぴんときた須永は現場の爆発有効距離外で映像を撮影しに行くの。これが客席下手側通るからすぐ脇だよね~~[揺れるハート]

その姿を見かけた、先日の合コン女子3人は結果的に爆弾の爆発に巻き込まれちゃう。恵比寿に取材に行ったTVクルーが犯人って事になってるの。

須永は失踪した父親が犯人と疑って、以前に調べていた潜伏先に行くけれども、まんまと逃げられちゃう。
ラストは東京タワーが見えるレストランで父親と恵比寿にいた巻き込まれた女性との対面シーン。

実はTVクルーと同じく巻き込まれてたと思われた女性が今回の犯人だったの。
そう言えば、犯人から指示の電話が入るけど、話をしたのは常に女性だったね。

お父さんと女性のつながりはそれぞれのパートナーがアメリカ軍の上官と部下の関係。どちらも爆弾処理のエキスパート。
お父さんは過去に家族を捨てて、軍人の彼の元に走ったみたい。その彼も出撃した戦争で仕掛けられた爆弾に乗ってしまった子供を助けようとして、逆に子供が普段から抱いていた米兵への恨みから爆弾を爆発させてしまい、彼もその犠牲になったみたい・・・

一方上官の方も戦争が終わって女性の元に戻っても人が変わったようになってしまい、最後は女性にすべての爆弾の知識を教え込んで、自分は自殺しちゃうの。

結局、彼女は戦争を出来る国にした事で、戦争がどういうものか判らせるために爆弾事件を起こしていたみたい。

最後はお父さんが女性を道連れにしたと思われてたけど、死んだのはお父さんだけだった・・・

結構重く終わったね。
社会派というジャンルの芝居かな。頭をフル回転させる舞台でした。

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タグ:舞台
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