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源氏物語~夢浮橋~初日 [どりじゃん]

今日はKAATっていう劇場で『源氏物語~夢浮橋~』の初日を見て来たよ~

ネタバレ含みますぅ

NEC_2104.jpg

今日のお席はどこかな?って思ってたら行ってみてびっくり。
何と、A~Cまでの席が客席の反対側に作ってあって、真ん中に円形の低い舞台があるのみ。舞台の左右に斜めに花道みたいに通路が作ってあるの。
本来だったら舞台のある位置に座席作って両側から見れる様になってるんだね~
お陰で、自分の方は前3列無い状態だからとっても近いの~

ちなみにA~C列は遅刻すると、自分の席に座れないそう・・・それもどうかと[ふらふら]

会場には微かに小鳥(ひばりかな?)の泣き声が流れてるの。舞台の袖に竹が植えてあるので、戸外の雰囲気。

時間になると客電が消えて真ん中の舞台に誰かが現れたの。遠山さんだね~
そこに下手から平野くん、上手から辻本くんが現れるけど着物の上に黒い着物を羽織っていて、何の役だか判んないの。凄く早口で畳み掛けるように出てくるセリフから、真ん中の女性は紫式部。
左右は源氏物語を読んでる人達かな?

藤原卿が無くなって(ってここどうしても石坂浩二さんのイメージ←TVドラマだね)源氏物語は書き終わったのに、紫式部は続きを書いているんだね。

続きの主人公は光源氏の孫で天皇の息子の匂宮と光源氏の子どもの薫。
どちらも光源氏の血を引くけど、位が違って薫は臣下の身なのね。この薫が辻ちゃん。
匂宮が平野くん。

袖から黒子さんが出てきて、平野くんの方には2人来るから何でだろう?って思ったら、それぞれ上の着物を脱がす係りと、位の高い平野くんだけには烏帽子をかぶせる係りらしい。
2人とも素の髪型に平安貴族の衣装だね~足元は足袋だけだけど。

女遊びばっかりしている匂宮と何か内向的な薫君。
明るいキャラが憎めなくって平野くんにぴったりな感じ。
一方真面目な薫も辻ちゃんに合ってるよね~と思ったけど何日かするとこれ役が逆転するんだよね・・・

宇治でお世話になった人が亡くなって、その娘の姫2人を世話すると決めた薫はお姉さんの大君(おおいぎみ)を好きになっちゃうの。
そんな様子が気になって、ちょっかい出すのが匂君。てっきり薫が好きになったのが妹と勘違いして、妹の方を自分のものにしちゃうんだけど、薫が必死にお姉さんとの事隠すのが判る気がする・・・匂君って人の物が欲しくなるタイプだよね[ダッシュ(走り出すさま)]

薫は妹の心配ばかりする大君とやっと一緒になれると思った矢先に、妹に興味を失ったらしい匂君の事を気に病んで、大君は病気で死んじゃうの・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

この当り、遠山さんは順番に大君、妹と役柄を変えていくんだけど、舞台の上の御簾に隠れている間に着物を変えて役が変わるのね。交互に出るのでは無いので変わるのも違和感無い感じ。

最後の姫は大君たちの腹違いの妹浮船。
3人の姫は姉妹だけあって、そっくりな設定。その中でもこの浮船が大君により似てるそう。
すぐに気になる薫君だけど、そこにやっぱり匂君がちょっかい出してくるの。

浮船も積極的な匂君が気になるみたいで、すでに3角関係だよねぇ・・・

結局どちらも選べない浮船は入水自殺を図っちゃうの。もうこのあたりで辻ちゃん号泣・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

どのシーンも手に汗握る濃い恋物語をじっくり見た気がするの~

終わると前に後ろにお辞儀をするんだけど、2度目だったかな?出てきてジェスチャーで平野くんが何か喋れ的な指令を辻ちゃんに出してたよ。

それからはける時にA~C列の辻ちゃんは下手側に手を振ってて、平野くんは上手に手を振ってたのであの辺にキャスト先行の席でもあったのかな?

衣装も凄く素敵で、良いお話でした[黒ハート]

NEC_2105.jpg

帰りにみつけたポスター、平野くんVer
そういえば物販のポスターがそれぞれ名前が書いてあったのは個人のポスターになってるのかな?


タグ:舞台
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コメント 1

あきら

makimakiさん
Nice!ありがとうございます♪

まおさん
Nice!ありがとうございます♪
by あきら (2014-12-31 10:43) 

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