QED 百人一首の呪

大分長くかかっちゃったけど、読み終わりました～

QED　百人一首の呪 (講談社文庫)

• 作者: 高田 崇史
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2002/10/16
• メディア: 文庫

かなり分厚い本なんだけど、中身は推理小説ですぅ

物語のかなり前半に百人一首が全部出てくるので、そこを読みこなすのがちょっと辛かったけど、頑張って飛ばさずに読んだせいか、その後はどんどん面白くなってきたよ～

内容は、豪邸に住む主が家族の揃ったお正月に殺されるんだけど、その手にはダイイングメッセージよろしくとある百人一首札が握られてるの。
警察はこれが犯人を示してると睨んで、操作を開始するんだけど、この殺された主人は百人一首の収集が趣味で沢山札があるなか、何故この札を選んだのかが判らないの

で、これを推理するのは主人公の奈々ちゃんじゃなくて、彼女はどっちかっていうと偶然にも巻き込まれてるだけ。実際に推理したのはその大学の先輩の崇さん

でも、彼は犯人が誰かよりも、百人一首自体が実は編者の藤原定家がある一定のロジックに基づいた秘密がある事に気が付いて、推理じゃなくて、その百人一首の謎を解き始めちゃうのだ。

その結果、百人一首は歌で曼荼羅を現してるって事に気づくのね。
そして、その考え方が殺人事件にも当てはまっていって、結果犯人も判っちゃうという

アリバイその他、犯行に繋がる情報は前半にほとんど提示されてて、それを解くって言うより、とにかくメインは百人一首の謎解きの方。
何だか推理小説を読んだって言うより、百人一首の謎を解く！みたいな本を読んだ気がする～

コメント 2

面白そうですね！
最近本から遠ざかってたので…
また読もうかしら(^_^)
by まお (2011-01-14 07:14) 

うさこさん
Nice!ありがとうございます♪

まおさん
最初辛かったんですが、越えたら凄く面白かったです～
Nice!ありがとうございます♪

タッチおじさんさん
Nice!ありがとうございます♪

おっくーさん
Nice!ありがとうございます♪
by あきら (2011-01-16 21:36)